大学(経済学部)を卒業して、建築の道に入りました。
建築に無知で何も分からない中、大工棟梁 梶田和雄氏の下に弟子入りし、13年間大工修行を行いました。修行先は設計施工を行っている工務店でしたが、もちろん設計と施工は別の人が行っていました。
修行中に建築の知識が増えていく中で、プラン・デザイン・ディテールなどは本当にこの形でいいのだろうかという想いを抱くようになりました。設計通りの施工をすることが必要とされる大工なのだから、設計に口を出すことなど許されません。設計と施工は別々のものなので仕方がないと仕事を行っていましたが、やはり家づくり に重要なことは確かな設計力と施工力であり、そのどちらも欠けては駄目だという想いにたどり着きました。
クリストファ・アレグザンダー著「パタン・ランゲージ」で提唱している“アーキテクトビ ルダー”に自分もなって、設計・施工の両方を極めた建築家を目指したい。
大工としては、国家プロジェクト大工育成塾の指導棟梁をさせていただきました。
一級建築士取得後、京都造形大学大学院にて横内敏人先生・堀部安嗣先生・伊藤寛先生に師事し住宅設計を学びました。
この先も、可能な限り建築家として常に学び続け、地域に根付いたアーキテクトビルダーを目指し続ける。
それがカモノハシコウムテンです。
- 名前
- 加藤 雅敬
- ふりがな
- かとう まさたか
- 生まれた地域
- 愛知県
- 資格
- 一級建築士
- この仕事の醍醐味
- お客様の笑顔が見られること
- 師事
- 横内敏人 堀部安嗣 伊藤寛